ADR(Alternative Dispute Resolution=裁判外紛争解決)
「ADR」とは「裁判外紛争解決」の総称です。端的に言いますと、当事者の合意や
和解で、民事紛争を解決することです。
一般的には、国家権力の関与によって争い事を解決する場合、民事訴訟によって解決することと考えられております。しかし、訴訟は当事者や国家にとって負担が大きいです。そこで、ADRの手続によることが出来れば、これらの問題を解消できます。
http://www.moj.go.jp/KANBOU/ADR/tetsuzuki.html
★ 訴訟の問題点→ADRのメリット ★


@訴訟の形式そのものが、当事者を対峙させることにつながります。・・・関係を更に悪化させ、精神的負担が大きくなることにも通じます。また、国民性に合わないとも言われています。 → ADRは、仲裁や和解に近いものです。つまり、当事者双方が解決の方向を向いて話合うことで、「対峙」「正面衝突」を避けられます。例えるならば、訴訟が喫茶店で向かい合って座っている状態だとすれば、ADRは海沿いの公園のベンチで横並びに座って、同じ景色を見ているようなイメージです。


Aまた、訴訟で主張できる内容は、法律で定められているため、法的な権利・義務に限られます。・・・したがって法律に定められていないことは、原則として裁判の対象外となります。この点は、契約であれば(違法でない限り)あらゆることを合意できることと異なります。 → ADRは訴訟ではないため契約(和解契約)に近いものです。当事者の合意がある限り、法律の定めに限定されずに、より柔軟な解決が出来ます。


B訴訟と言うのは国家にとっても負担があります。例えば、B全ての紛争を裁判手続で処理するのは不可能です。・・・裁判官の人数には限りがあり、全ての紛争において判決を求めるとすれば、いくら裁判官がいてもキリがありません。したがって、裁判における請求(判決で求める要求)の数を制限せざるを得ません。そうすると、当事者の満足度が低いものになりますし、これは訴訟制度に対する信頼が低下することに他なりません。 → ADRが「裁判外」紛争解決であるため、国家への負担が軽減されます。ひいては、裁判所は、訴訟が適している紛争のみに専念できるようになります。適切な案件を処理するわけですから、裁判所を利用することのメリットが高まることでしょう。これは裁判所が本来の職務に立ち返ることでもあります。


Cその他のメリット 従来でも、裁判所に出向くことが紛争を解決する唯一の方法ではありませ  んでした。例えば当事者同士で和解の「示談」などを経験された方もおられ るでしょう。弁護士を立てての直接交渉や、中立的第三者を間に立てて直接交 渉を援助してもらう(仲裁・調停)方法等もあります。 法律の専門家に相談すれば、訴訟・ADRの他にも「裁判外手続」があり、どの方法によることが適切な解決方法であるかを判断できます。つまり、紛争の解決方法の選択肢が広がります。


D「裁判外紛争解決」が適切だと言うことになれば、以下のメリットがあります。
@自ら直接、解決に参加できます。(代理人が必須ではありません)
A解決の時間短縮が望めます。(裁判所の日程や証拠収集の拘束がありません)
B費用の軽減が望めます。(代理人や証拠収集費等がかかりにくい)
Cより良い関係の継続。(真っ向衝突による関係の悪化を回避しやすい)
Dストレスの軽減。(裁判の公開や裁判官の審問がありません)




 

     
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